エイチ・ツー・オー リテイリングの地域共創プロジェクト「食とわ」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。

honshokuがコンセプト設計とクリエイティブディレクションを担当している、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(以下H2O)の地域共創プロジェクト「食とわ(しょくとわ)」が、2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
●「楽しそう」を入口にした、食の循環



食とわは、資源がめぐる「環」、人がつながる「輪」、食について語り合う「話」という3つの「わ」を、地域に育てるプロジェクトです。入口は3つ。生ごみを堆肥に変える「食とわコンポストチャレンジ」、持て余した食材を持ち寄ってみんなで料理する「食とわクッキング」、いつもの食べものをいつもとちがう目で見てみる「食とわパーク」です。
食品ロスや資源循環は大切なテーマです。けれど、正しさを伝えるだけでは、暮らしはなかなか変わりません。そこで食とわでは、課題を正面に掲げるのではなく、「なんだか楽しそう」と思える入口をいくつも用意しました。参加した人が、気づけば食の循環の一部を担っている。食品ロスの削減は、食との関係が深まった先に生まれる結果だと考えています。
審査では、課題と正面から向き合う関係をあえて避け、「楽しそう」が入口になるよう設計した視点が評価されました。あわせて、巻き込んできた地域の関係者の多様さや、参加者から自発的な動きが生まれていることも評価のポイントとして挙げられています。
●地域で育ちはじめた「わ」


これまで食とわコンポストチャレンジには延べ約800世帯・約2,300人が参加し、累計約2.8tの生ごみが堆肥になりました※。その堆肥は、五月山動物園(大阪府池田市)での動物のエサになる野菜づくりや、能勢電鉄・絹延橋駅ホーム(兵庫県川西市)での在来種野菜の栽培、宝塚市での苺の栽培などに使われています。
参加者が自分たちでコンポスト部を立ち上げたり、地元のシェフがクッキングに通い続けてくれたり。私たちが用意した入口の先で、地域の人たちによる動きが少しずつ広がっています。現在、食とわには自治体、鉄道会社、農家、大学など21団体が参画しています。
※2022年10月〜2026年4月に実施した計11回の延べ数・累計量(H2O調べ)
●honshokuの役割
honshokuは、食とわのコンセプト設計から、スローガンをはじめとする言葉づくり、キービジュアルやウェブサイトのクリエイティブディレクション、関わる人と活動をつなぐ編集までを担っています。スローガンは、みんなの「わ」が見つかる。正しさを伝えることより、人が思わず動きたくなる入口をつくること。honshokuがいつも大切にしているこの考え方を、食とわでは、H2Oと地域のみなさんと一緒に、かたちにしてきました。
●受賞展のお知らせ
2026年度グッドデザイン賞の全受賞対象を紹介する「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」で、食とわを展示します。ぜひお立ち寄りください。
【2026年度グッドデザイン賞受賞展 GOOD DESIGN EXHIBITION 2026】
会期:2026年10月31日(土)~11月4日(水)
時間:11:00-19:00 ※最終日のみ18:00閉場
会場:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)
入場:無料
●受賞概要
受賞対象名:食とわ
受賞者:エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
デザイン担当:株式会社honshoku+一般社団法人フードサルベージ+株式会社地球Labo
紹介ページ:グッドデザイン賞ウェブサイト(「食とわ」で検索できます)
食とわ公式サイト:https://shokutowa.jp
食とわ Instagram:https://www.instagram.com/shokutowa/
プレスリリース(PR TIMES):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000060492.html