
エイチ・ツー・オー リテイリングと考えた、食に “わ” をつくる試み
- CATEGORY
- 食を開く
- DATE
- 2025年1月
- URL
- https://shokutowa.jp/
- KEYWORD
- 新規事業開発 ブランディング ビジュアルデザイン サルベージ・パーティ
食のこと、どこまで問いつづけられる?
そんな話から、「食とわ」のプロジェクトは動きはじめました。つくる人、売る人、食べる人。 食のまわりには、たくさんの人がいます。 だけど、「食」について、ちゃんと問いつづける場は、意外と少ない。問いが生まれる場所を、どうやってつくるか。 そんなことを、エイチ・ツー・オー リテイリングさんと一緒に考えました。


問いを立てることは、余白をつくること。
honshokuがやったのは、「答え」を用意することじゃなくて、 問いを問いのまま、問いつづけられる場所をデザインすることでした。たとえば、ロゴ。 「わ」という丸いかたちに込めたのは、ひとつの答えではなく、 いくつもの視点が交わる場所というイメージ。「食とわ」は、食をたいせつにする、さまざまなアクションやアイデアが集まるところ。ひとりでできないことも、みんなでやったらできるかもしれない。「食とわ」のプロジェクトが、企業のメッセージではなく、 みんなで考える問いとして広がるように、言葉を紡ぎました。

問いが変わると、世界の見え方が変わる。
「食とわ」をはじめてから、変わったこと。それは、食について話すときの言葉が、ちょっと変わったことかもしれません。「食を売る」じゃなくて、「食をつなぐ」ってなんだろう? 「おいしい」って、いつ、誰が決めるんだろう? そんな問いが、エイチ・ツー・オー リテイリングさんのなかにも、 ちょっとずつ増えてきている気がします。

食について考えることは、きっと自分たちのこれからを考えることにつながっています。「食とわ」は、そんな小さな問いをみんなで持ち寄る場所です。みなさんの持つ “食の問い” は、どんなものですか? それを話すことから、なにかがはじまるかもしれません。

プロジェクト|食とわ
クライアント|エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
Staff
Director, Planner|平井サトシ
Art director|小林耕輔
Copywriter, Web|かさまつひろこ
honshokuがつくったもの
・コンセプト設計(「食とわ」の基本方針・方向性策定)
・ネーミング、キャッチコピー、タグライン
・ロゴデザイン(「わ」をテーマにしたビジュアルアイデンティティ開発)
・発信戦略設計(プロジェクトの広がりをつくる仕組みづくり)
・ホームページ制作