［NEWS］フードスコーレの新プログラム「たべものざつだん」がスタート
株式会社honshokuが企画・運営を行う「フードスコーレ」にて、新たな学びのプログラム「たべものざつだん」がスタートします。
「たべものざつだん」は、雑談を通して食べることをもう一度ひらいて考える連続企画。食や社会、暮らしの背景を研究する方々をゲストに迎え、日常の食卓から見えてくる問いや気づきを、参加されるみなさんとともに語り合う場です。
●ナビゲーター（ざつだんにん）
湯澤規子（法政大学人間環境学部教授）
法政大学人間環境学部教授。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得満期退学。博士（文学）。「生きる」をテーマに当たり前の日常を問い直すフィールドワークを重ねている。専門は歴史地理学。主な著書に『胃袋の近代―食と人びとの日常史』（名古屋大学出版会）同書で、生協総研賞第12回研究賞、第19回人文地理学会賞（学術図書部門）を受賞。『７袋のポテトチップス―食べるを語る、胃袋の戦後史』（晶文社）、『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』（ちくま新書）、『焼き芋とドーナツ―日米シスターフッド交流秘史』（KADOKAWA）、同書で第12回河合隼雄学芸賞を受賞、などがある。
●開催概要
各回は異なるテーマとゲストを迎え、食べることの奥行きを雑談を通じて紐解いていきます。
第１回 2025年9月30日（火）
醤油をざつだんする
高橋万太郎さん × 有賀薫さん × 湯澤規子さん
第２回 2025年10月7日（火）
海苔をざつだんする
沼田晶一朗さん × 松見咲子さん × 湯澤規子さん
第３回 2025年10月21日（火）
タネをざつだんする
小林宙さん × 佐藤一成さん × 湯澤規子さん
第４回 2025年11月4日（火）
梅干し、塩をざつだんする
竹内順平さん × 小竹貴子さん × 湯澤規子さん
第５回 2025年11月18日（火）
かつお節をざつだんする
大塚麻衣子さん × 小桧山聡子さん × 湯澤規子さん
会場は、東京・浅草にある「梅と星」の2階にある「うわのそら」。飲食店の熱気や人の気配が漂う中で、食べものの話をするのにぴったりの場所です。
定員：各回20名
場所：「梅と星」内2階「うわのそら」（東京都台東区浅草）
期間：2025年9月〜11月（ほぼ隔週火曜日）
回数：全5回
時間：18:30～21:00
●フードスコーレとは
「フードスコーレ（foodskole）」は、honshokuが運営する“食の学び舎”。卒業も資格もない学校として、研究者・料理人・生活者など、さまざまな立場の人が集い、食から社会や暮らしを考える場です。学びだけでなく、つくる・食べる・話す・寄り道する。そのすべてを「食の探求」としてたのしみながら、日常の中に新しい視点を見つけることを大切にしています。