FOOD DESIGN
「食べる」のまわりを、デザインするということ。
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視点を変えるあたりまえと思われている食べ方や売り方を、ちょっと違う角度から見つめ直します。
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組み合わせる異なるジャンルや分野を掛け合わせ、新しい食の提案をつくります。
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届ける・ひらく商品やサービスが、食卓にどう届き、どう楽しんでもらえるかを考え、かたちにします。
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01食べることは、
すでにデザインされている。椅子や服のように、じつは食も「デザイン」されています。これまでは商品やお皿の上の料理など、見た目や味、機能をととのえることで十分だったかもしれません。でも今は、「何を」「どうやって」「誰と」食べるかといった、食の背景にある文化や人の気持ちまで描くことが、あらゆる場面で大切になってきます。食のあり方そのものを見直し、自由に楽しめる形にひらくことが、私たちのフードデザインの出発点です。
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02honshokuの
FOOD DESIGNhonshokuは、食べることの「当たり前」を問い直し、企業や社会の課題に寄り添いながら、新しい食の体験をつくります。おいしさだけではない、食の多様な価値をかたちにするのが、私たちの仕事です。
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03存在論的アプローチとしての
FOOD DESIGN食べることは、ただの栄養補給や機能的な行為だけではありません。その背景には、「誰と」「いつ」「どんな気持ちで」食べるかという、無数の関係や時間が重なっています。つまり、食べることは生きることそのものに深くつながっています。たとえば、誰かと囲む食卓の時間がとれなかったり、いつもより豊かな食事がふと訪れたり。環境や時代によって、食の意味づけすら変わっていきます。そんな、思い通りにならない日々の中にこそ、honshokuのフードデザインの視点があります。
「こうすべき」と決めつけず、ルールや習慣を一度わきに置きながら、新しい視点や提案を企業とともに育てていきます。商品やサービスを超えて、人と人の関係性や感情までふくめた「食べる」の場をつくること。それが、honshokuが大切にしている、存在論的なフードデザインです。
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04その場に、風を通す
私たちがデザインするのは、「もっとこうしたい」「なんかいいな」という気持ちが生まれる食卓です。食べることのそばにいるすべての人や企業といっしょに、今日も愉快な風を送りながら、未来の食を描いていきます。