真崎里砂・世界の旅ごはん 学生編

カンボジアの道端スナック

シェムリアップからサンボー村に向かうバスの途中。
ある地点から、10〜20メートルおきに
移動式の屋台のようなものがある。

よくみると、みんな同じものを売っている。
竹の筒のようなものだ。
これが何なのかを現地の人に聞いてみると、
あの竹の筒の中にはもち米が入っているという。

もち米が大好きなわたしは、
数ある屋台の中から、あるお店の前でとまって購入。
竹の筒の皮をはいで早速食べる。
中身はもち米とあずきを蒸したもので
ココナッツの風味がする。そぼくな甘さがハマる!
これはKralan(クロラーン)と言って、
カンボジアの一部地域で食べられるおやつらしい。

ここでもう一度書きたいのは、クロラーンのお店が、
10〜20メートルおきにあるということ。
みんな本当に同じものを売っている。

『同じものを近くで売る』というのは、
カンボジアではない他の国でもよく見られた。
ラオスのルアンパバーンでは、
ちいさいトウモロコシを蒸したものを、
ライバル店まで5メートルの近さで売っていた。

どうやってライバルと差別化しているのか、
気になるところだけど、現地の人が、
日常的に買って食べている様子から、
生活に入り込んだマストバイの
愛されローカルフードであることが伝わってきた。

(まさき りさ)