しばらくストップしていた水泳を、またやることにした。再開した理由はいろいろあるんだけど、いちばんはちょっとね、太ってきたらしいんだ。会う人から言われて気づくくらいの、ほんとにちょっとの増量なんだけどね。

水泳は小学校のときにスクールに通ってから、中学で水泳部に入り、その後は部活みたいな本格的なことはやっていないけど、働きだしてからも週に一度は泳いでいたりした。それをピタッとやめた途端に、からだが一回り、いや、二周りは大きくなっちゃって。

こりゃまずいぞー、てことで、水泳再開。再開してみて感じたのは、泳いだあとのめしがうまい。えーえー知ってましたよ、そんなことは。いままでもずっと泳いできたんだもの。でも一度水泳から離れてみて、あらためて気付いたんだよ。

思えば、めしがおいしいぜ!と思えるために自分でできることって、結構あるんじゃないのかね。料理の腕をあげるとか、新鮮な食材をそろえるとか、そういうこともあるんだけど、それはじぶんで料理するときの話。

そうじゃなくて外のお店で食べるときは、もしかしてじぶんは受け身でいたことが多かったんじゃないか。街の定食屋なら、そこのオヤジの料理の腕においしいのかどうかを委ねていた。いや、委ねてもいいんだけど、おいしいかどうかの理由の何割かは、じぶんにもあるんじゃないかね。もしかしたら。

すべてをオヤジの責任にするのはあまりにもなんじゃないのかね。誰といっしょに行くかとか、お腹を空かせてお店に入れるかとか。ほら、じぶんたちでも、食事をおいしくするために努力すべきことありそうじゃないかい?

(honshoku/平井巧)