自称「お米ヘンタイ」の柏木智帆と話していて、あーやっぱりヘンタイだ。と思うことはたくさんある。おコメに対する愛が、そんじょそこらで語られている愛とは違う。おコメのことを話している彼女から発せられるエネルギーは、目に見える。いやいやいやー、ドラゴンボールの世界じゃないんだからさー、と言われそうだが、本当にエネルギーが見えるんだから仕方ない。

そんなお米ヘンタイから、考えさせられる話を聞いた。平井のTwitterでもつぶやいたけど、ここでもどうしても書きたくなった。

 

渋谷のどこかにある、柏木がたまにいく定食屋さんは、鯖の味噌煮が抜群にウマいらしい。日頃から「わたしは定食屋のおかずも好きだけど、むしろおコメを食べに行っている」というくらいだから、この店でも鯖の味噌煮定食を頼むんだそう。周りにあまり定食屋がないからか、まーまー繁盛はしているらしく。

この定食屋さん。店内に張り紙で「ごはん残したら罰金」みたいなことが書いてあって、しかも店主が怖そうな男の人だから、ちょっと緊張感が漂っていることがうかがえる。出されるごはんの量は、柏木曰く「ちょっと少なめ」。だからこそ「ごはんを残さないで」というお店の気持ちもよくわかる。(ちなみに、柏木は定食屋でごはんを大盛りにしたり、おかわりを平気でする人です)

大事なのはここから。そのお店のごはん、なんとおいしくないらしい。あちゃー。鯖の味噌煮はものすごくおいしいのに。鯖の味噌煮を注文すると、尻尾の方かそうじゃない方かをわざわざ聞くくらい「こだわっているなー」と思わせるのに、ごはんがちっともおいしくない(らしい)。

 

柏木は、その定食屋さんから足が遠のいてしまったけど、最近になってこんなことを思い始めたそう。

「もしかしたら、サバの味噌煮の汁をごはんにぶっかけたらおいしいかもしれない。いつかのベトナムで食べたお米のときのように…」

この定食屋さんのおかげで、どんなお米とも真摯に向き合おうと考え直したという柏木。すると、無性に「サバの味噌煮の汁ぶっかけごはん」が食べたくなったそうで、あの定食屋さんにまた行ってみるのだとか。

やっぱり、柏木のお米に対する愛はハンパないなあ。

(honshoku/平井)