いま海外渡航中の東京外語大学4年生の真崎里砂さん。真崎さんとhonshoku平井は、家のフードロスをなんとかしよう!っていう企画「サルベージ・パーティ」でいっしょになり、そこからのおつきあい。そんな真崎さんから、訪れる土地の食レポを不定期で送ってもらえることになりました。

観光地で食べられるような料理もいいけど、ガイドブックにも載っていないような、現地の家でいつも食べられている料理名もないような「フツー」の食事を見てみたい。フツーってなんだ?覗いてみるとそこに、食の面白さが広がっている…気がするような、そうでもないような。

真崎さんが帰国するまでの期間限定の不定期連載。何回掲載されるか僕らもわかりませんが、たまに覗きにいらしてください。


以前ベトナムのレポートでBanh Miというベトナム風のフランスパンのサンドイッチを紹介したが、実はフランスパンのサンドイッチはベトナムだけではない。

東南アジアで元フランス領だったのが、ベトナム・カンボジア・ラオス。なのでカンボジアとラオスでも同様のサンドイッチが見られる。しかしスタンダードの中身は国ごとに違うというのがおもしろい!今回の旅の途中、この3か国すべてでそれぞれのサンドイッチをトライしてみた。ということで今回は3か国のサンドイッチをまとめて紹介!

ベトナム:『バンミー』

まずはベトナム。スタンダードの食材はチキンもしくは豚肉のグリル・レバーパテにオニオンやパクチー、たまにレタスなどの野菜と唐辛子というのがよくあるパターン。唐辛子の辛さとお肉の味付けがあってとってもおいしい。

ベトナムのバンミー

カンボジア:『ヌンパンパテ』

カンボジアではヌンパンパテと呼ばれるサンドイッチ。パンはベトナム同様フランスパンだが、中身が全然違う。はちみつバターのような甘いバターと甘めのチリソースをまず塗ってから、スパムのような分厚いハムときゅうりを挟む。ベトナムのバンミーのスタンダードと違って、やさしい味。これはこれでとってもおいしい。

カンボジアのヌンパン

ラオス:『カオチー』

最後にラオスはカオチーと呼ばれる同じくフランスパンのサンドイッチ。ここも上記2か国とスタンダードの具はちがう。カオチーのスタンダードは蒸し鶏を細く切ったものに、ちらしずしにのせるような細い卵、きゅうり、そしてそこにキムチのようなピリ辛さのあるスープのようなものと、プラスでチリソースをかける。バンミーとはちょっと違ったピリ辛さがあり、卵とチキンとよく合う。

ラオスのカオチー

見た目はほとんど一緒なのにこれだけ国ごとに中身がちがうとおもしろい。
また、バンミーの紹介の時も述べたが、同じ国でも作っている人によってちょっとずつ味や中身がちがう。これは毎日試したくなる。今度来た時は今回と違うお店に行ってみよう。

(まさき りさ)