いま海外渡航中の東京外語大学4年生の真崎里砂さん。真崎さんとhonshoku平井は、家のフードロスをなんとかしよう!っていう企画「サルベージ・パーティ」でいっしょになり、そこからのおつきあい。そんな真崎さんから、訪れる土地の食レポを不定期で送ってもらえることになりました。

観光地で食べられるような料理もいいけど、ガイドブックにも載っていないような、現地の家でいつも食べられている料理名もないような「フツー」の食事を見てみたい。フツーってなんだ?覗いてみるとそこに、食の面白さが広がっている…気がするような、そうでもないような。

真崎さんが帰国するまでの期間限定の不定期連載。何回掲載されるか僕らもわかりませんが、たまに覗きにいらしてください。


Today’s lunch: 3 kinds of Prohok dishes :)

今日はカンボジアはサンボー村のおうちで昼ごはん。今回は村の村長さんの家族と一緒に村ご飯づくり体験をさせてもらった。

村ごはんの食卓

料理のなかで中心的役割を果たしたのがProhok(プラホック)と呼ばれる食材。カンボジアで伝統的に食べられてきた魚を刻んで発酵させた調味料で、かなり匂いが強い。今回はこれをひき肉や野菜・卵などの材料と混ぜて、鍋で蒸したもの、葉っぱに包んで炭火焼きしたもの、油で炒めたもの、という3種類をつくった。単体では単純にかなり匂いがきついが、こうやって色々な方法で調理するといろいろな味が楽しめる。

蒸しプラホック

1970年代カンボジア国内で大虐殺があったポルポト時代、何も食べるものがなかった時に人々はこのProhokをたべてしのいでいたのだと、お母さんが話してくれた。こういう背景もあって一つの食材を様々な方法で味わう知恵が生まれたのかな。

葉っぱで包んでグリルしたプラホック

多目の油で炒めたプラホック

家の外の木でできた台がいきなり台所になり、カンカン照りの夏の昼間に汗だくになりながら、言葉は全くわからないけど身振り手振りで教わって一緒に料理をするというこの体験は新鮮だった。

(まさき りさ)