東京にいても、日本全国各地のおいしいものは、ほとんど食べられるんです。そんなことはわかっているのだよ。「大阪名物!」「新潟産なんちゃら」「北海道直送」とか、土地の名前がついたメニューや食材はよく見かけるし。ネットでほいほいとお取り寄せもできちゃう。

でもなんだろうな、やっぱりその土地に足を運んで、その場所の空気を吸って、現地にいる人たちに「あのね、この場所は昔ね…」とか「ちがうんだよー、これはこう食べるとうまいんだよ!」とかを教えてもらいながら、地物を食べるとね、違うんだよ食べたときの味が。なんであんなに違うんだろう。あれはきっと、心とか感情でおいしいと思っている部分なんだろう。

 

 

石川県の能登輪島。ここがいまちょっと気になっている。つい先日、はじめて行く機会があったんだけど、ものすごく魅了されてしまった。東京から能登に移住した山本亮さんという面白い知人がいて、その日は一泊二日で山本さんガイドのもと、輪島塗りの工房、朝市、地元の人がよくいきそうなおいしいものだらけのお店やら、あちこち連れ回してもらった。

山本さんは、「能登輪島米物語協議会」のメンバーとして、能登のお米の魅力と地域の魅力をいっしょに知ってもらおう、なんていかにも楽しそうなことをやっていて、9軒の米農家さんによるお米のセット商品「能登輪島米物語」を生んだ。

 

 

この商品が昨年の「ロフトごはんフェス」で「ごはんフェス大賞」を受賞したことがきっかけで、私たちも能登輪島という場所にますます惹かれていったというわけ。でもこの場所について、まだまだ知らないことだらけ。

「能登輪島とhonshoku」では、これから山本さんのやっていることもご紹介しながら、能登輪島にあるおいしいものや、たのしさをhonshokuらしくお届けしていけたらと思います!

(平井巧)