honshokuの仲間たち

食堂いか文庫に潜入。

6月の「ごはんフェス」に協力してもらうため、
エア本屋「いか文庫」さんとお茶しながら
あんなことしよう、どうしようと話していたら
店主とバイトちゃんが「本のフェス」に参加すると
聞いたので、本のフェス当日に会場のある信濃町へ。

会場についたときは、まだ準備中。
イベントの準備風景をみるのは、たのしくて、
ひとがバタバタしているのを、そばでぼーっと
みているのは、責任がなにもないから
おもしろい(ごめんなさい)。

これは、1人で閉じこもって本を読みふける装置らしい。

13時からスタート、いか文庫の企画。
その名も「食堂いか文庫」。
なんだそれはというワクワク半分、
ドキドキ半分な気持ちをもったまま、
会場プラプラしながら、いか文庫のグッズもみつつ、
待っていると、いか文庫の店主登場。

なんとも言えないいいかんじの、しずかな、
でも参加者みんななにかを期待している、
そんな温度感で、いざイベントスタート。

「幸せの配分ランチ、しませんか?」
というこのイベント。
森下典子さん著『いとしいたべもの』にある、
崎陽軒のシウマイ弁当を、本にかいてあるとおりの
順番で食べてみよう!というお昼ごはんの会。

すばらしい。店主が朗読してくれるのをただ聴いていて、
そのあと、その内容どおりにシウマイ弁当を
おいしく食べるだけでいい。
こんなシンプルに、しあわせとおいしさを
同時にあじわえるイベントは、そうないぞ。

まず醤油とからしを、シウマイと
鮪の照り焼きのうえにたらす。
5つあるシウマイを先に1つ食べて。
主役のうまさをかみしめる。おかずを一口食べたら、
ごはんを一口。あいまに、漬物や佃煮。
というふうに、『幸せの配分』のとおりに食べると、
これが不思議とうまい!

この本によると、おかずの部屋に
さいごまで残しておいた杏を食べて、
甘酸っぱさをあじわい、ごはんの部屋に
一粒残した小梅を齧ると、口の中がさっぱり。
それにならうと、やっぱりうまい。

いか文庫さんのイベント終了後は、
本のフェス会場をまたブラブラ。

平日の日中とはおもえない、ゆったりとした2時間。
これも本がもつ魅力かな。
あ、いか文庫の店主とバイトちゃんと、
ごはんフェスの話をなにもしてないや。まぁ、イッカ。

(平井巧)